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慢性腰痛のこのような症状でお悩みではありませんか?
- 鈍い痛みが長期間続く
- 身体が重く布団から起き上がりづらい
- 椅子から立ち上がりにくい
- 長時間歩くと腰に痛みを感じる
上記のような症状のほかに、当院の患者さまには腰痛の前兆として身体のだるさを訴えられる方も多くいらっしゃいます。
慢性腰痛はなぜ起こるのか?
慢性腰痛を引き起こす原因は大きく分けて2つあります。
姿勢の崩れ
一つ目の原因として、日常生活を送る上での「姿勢の崩れ」が挙げられます。
- 歯を磨くときに足を狭めたまま前屈みの姿勢になっている
- 椅子から立ち上がるとき、椅子の中に足を入れたまま立ち上がってしまう
- 車を運転するときに肘をついてしまう
- いつも同じ側の足を組んでしまう
- 長時間片手で電話しながらメモを取るなど、偏った姿勢でのデスクワーク
このような姿勢・動作に心当たりのある方は要注意です。
こういった行動が日常的に続いていると、腰への負担が蓄積し腰痛の引き金となります。
精神的ストレス
もう一つの原因として挙げられるのが、「精神的ストレス」です。
精神的ストレスを感じる場面は人それぞれ異なりますが、一般的に仕事上のストレスが多くみられます。
例えば・・・
- 職場での人間関係が良好でない
- 早出・残業などで勤務時間が長くなる
- 責任の重い仕事を任され、負担を感じる
私たち人間の身体には、副腎とよばれるホルモンを作り出すための臓器が備わっています。
中でも皮質という部分から分泌される「副腎皮質ホルモン」は、様々なストレスから身体を守ってくれる重要な役割を担っています。
この副腎が疲弊してくると腰が固くなり、腰痛を引き起こすことがあります。
触ってみると分かるかと思いますが、副腎は人体の肋骨の一番下あたりに位置しています。
ちょうど背中とも腰ともいえる場所となります。
この部分が異常に強く凝り固まっている場合は、副腎疲労からくる腰痛を疑います。
また、ストレスによる暴飲暴食も腰痛の原因の一つです。
暴飲暴食が頻繁に続くと内臓に負担がかかり、お腹の筋肉が硬直してしまいます。
筋肉は筋膜を通して全身に繋がっているため、腰の筋肉にも悪影響を及ぼしてしまうのです。
ぎっくり腰とどう違うの?
ぎっくり腰は筋肉や筋膜、関節を支えている組織が炎症し、強い痛みが生じている状態を指します。
これに対し、炎症が治まった後も痛みが残っている状態を「慢性腰痛」と呼びます。
腰痛のメカニズムについて
腰痛の原因の多くは腰周辺の筋肉が固くなることで生じます。
そうすると筋肉を包んでいるまわりの筋膜や皮膚まで固くなり、隣接している筋肉や皮膚にくっつくといった現象が起こります。
これを「筋膜の癒着」とよびます。
どうして癒着が起こるの?
長時間同じような動作を繰り返したりしていると、摩擦により熱が発生します。
その発生した熱により、皮膚と筋肉が炎症を引き起こすことで皮下のたんぱく質が崩壊し、再接着するときに癒着が生じます。
癒着が起きるとどうなるの?
癒着が生じると筋肉の動きが阻害され可動域が低下し、こりや痛みが出てきます。
動きが悪くなることによって筋肉が衰え、負担が大きくなるという悪循環に陥ってしまいます。
さらにそのまま放っておくと、内臓にまで負担がかかって老廃物が排出しにくくなり、代謝が悪くなるということにもなりかねません。
当院の慢性腰痛治療
まずは筋膜リリースを行い筋肉の負担と癒着の連鎖を絶ち、再発が起きにくい身体作りを目指していただきます。
ただ、筋膜リリースは癒着を剥がすことのみを目的としたメソッドなので、身体を本来の良い状態に持っていくためには他の治療法と合わせて行なう必要があります。
当院では慢性腰痛の治療の際、筋膜リリースと合わせて全身整体を行なっています。
全身整体で骨盤を正しい位置に戻すことで血流が全身に巡り、より身体の状態が良くなると考えております。
初回の治療
2回目以降の治療
より良い状態の身体を作っていくためには、根本から身体を変えていくことが重要となります。
治療を進めていく中で、もともと気づかなかったところの痛みが出てくることもありますが、繰り返し治療を受けていただくことで着実に改善していきます。
再発を防ぐという意味でも、当院では継続的に治療を受けていただくことを推奨しております。