ぎっくり腰の症状

一言で表現すると、「前触れのない突然の激しい腰の痛み」です。
魔法をかけられたかのように強い痛みに襲われることから、欧米では「魔女の一撃」ともよばれています。

通常の腰痛であれば動くたびに激痛が走るようなことはありませんが、ぎっくり腰の場合歩くことはおろか、立ち上がることすらままならないほどの激しい痛みが走ります。

ぎっくり腰になりやすい場面

ぎっくり腰になるきっかけとして、重いものを持ち上げたときや身体をひねったときに発症するというケースが一般的ですが、実は座っているときにもぎっくり腰を起こす可能性があるというのをご存知でしょうか?

ぎっくり腰を起こしやすい座り方のひとつに「仙骨座り」があります。

簡単に言うと、椅子に腰掛けた状態で体が前にずれたまま背もたれにもたれかかる座り方です。
仙骨座りを長時間続けていると、骨盤が後ろ側に倒れお尻や股関節周りの筋肉が休んでしまいます。

筋肉は動かさずにいると収縮して硬くなる性質を持っています。
股関節は複数の筋肉に支えられているため、こういった姿勢不良などにより筋肉が固くなってしまうと、関節のクッション性が失われダメージを負いやすくなってしまうのです。

「楽な姿勢だから」と、良かれと思って背中を椅子の背に預けてしまう。

短時間ならそこまで問題はありませんが、長時間続けているといざ立ち上がろうとしたときに股関節に炎症を起こすことになりかねません。

当院のぎっくり腰の治療

初回の治療

ぎっくり腰の治療1
ぎっくり腰が起こると腰に強い痛みが走り、身体を自由に動かすことが困難となります。そのため、身体の硬直を和らげるための治療からスタートします。まずは座った状態で触れる程度の力でやさしく身体をもみほぐし、緊張した身体をリラックスさせます。

緊張がほぐれてきたら鍼治療に移ります。患部に鍼を刺すことで周囲の血管が拡張し、血液中の赤血球や白血球、リンパ球などの働きが活発になります。血流が良くなることによって自然治癒力が高まり、短期間で炎症を抑えることができるというわけです。

初回の治療で完全に痛みがなくなるということはありませんが、治療前と比べるとその差は歴然です。
もちろん個人差はありますが、しゃがんだり歩いたりといった動作すら困難だったのが、日常生活で支障を感じない程度にまで改善されたというケースは存在します。

2回目以降の治療

ぎっくり腰の治療2
炎症が治まっていると確認できたら、整体を行ないスムーズに身体を動かせるように全身のバランスを整えていきます。
検査では肩や背中など、腰以外の部分にも着目し身体の歪みや傾きを患者さまと一緒に確認させていただいております。

症状が起きている原因を認識していただいた上で、患者さまお一人おひとりに合った治療を行ないます。

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