坐骨神経痛!痛みが強い時にやってはいけないこととは?

 

「お尻から足にかけて強い痛みがある」

「お尻が痛く、長時間座っていられない」

「立っていても足に力が入らない」

このようなことでお困りではありませんか?

 

ふと気づくと、お尻から太ももの裏にかけて痛みを感じる。

特に、何かきっかけがあったわけではなく、思い当たる原因もない。

だから、いつか自然に治るだろうと思っていたが、痛みは変わらない。

むしろ、日に日に強くなっているように感じる。

自分でいろいろ調べ、ストレッチを試してみても、一向に改善されない。

それでも、痛みを抱えながらも周りに迷惑をかけたくない気持ちから、仕事や家事を普段通りにこなさなければならない状況は、とてもつらいですよね。

「これ以上痛みが増したら、仕事や家事に支障が出るかも…」

「このまま治らなかったら、手術が必要になるのかな…」

そんな不安な気持ちになってしまうのも、無理はありません。

そこで、このブログでは、坐骨神経痛で痛みが強い時にやってはいけないこととは?についてブログを書かせていただきました。

最後まで読んでいただけると幸いです。

 

坐骨神経痛とは

坐骨神経痛は症状の名前であり、病名ではありません。

そのため、さまざまな病気が原因となって、坐骨神経痛という症状が現れます。

まず、腰の部分にある脊髄神経から枝分かれして足の方まで伸びる神経を坐骨神経と言います。

この神経が圧迫やけん引、刺激を受けることで、お尻や太もも、足に痛みやしびれを感じる症状が現れます。

坐骨神経は、手の小指ほどの太さがあると言われています。

通常の太さの神経が圧迫されても(正座のあとなどに)しびれて立てなくなるのに、人体で最も太い神経に負担がかかれば、それはとても辛いことでしょう。
ひどい場合には、歩くことさえもままならなくなると思います。

坐骨神経痛の原因

病気が原因で坐骨神経痛になる場合

坐骨神経痛は、病気が原因で引き起こされることがあります。

若年層の方は、腰部椎間板ヘルニアや梨状筋症候群などが多く見られます。

年配の方は、腰部脊柱管狭窄症や腰部椎間板ヘルニアなどが多く見られます。

また、まれに内臓の機能が低下し、糖尿病を発症している方は、坐骨神経痛を引き起こしやすくなることがあります。

これらの病気に限らず、明確な疾患がない場合でも、坐骨神経痛が現れることがあります。

その原因として、普段の生活の中での何気ない行動が関係していることも少なくありません。

違和感や痛みがある時にやってはいけないこと

 

1)「適度なストレッチを行う」

ストレッチを行えば行うほど神経痛が楽になるのであれば、そのまま続けても問題ありません。

しかし、過剰にストレッチを行うと、逆に神経が興奮し、症状が悪化することが多いです。

ストレッチを行う際は、次のポイントを意識しましょう。

・痛みを感じる手前でやめる。

・ゆっくりと筋肉が伸びるのを待つような気持ちで行う。

・1日のストレッチは最大でも3回までにする。

これらを意識することで、体に負担をかけずに安全にストレッチを行うことができます。

 

2)「痛みを確認する」

症状の程度には個人差がありますが、痛みが強いときに痛みを確認する動作繰り返すと、それが引き金となり、さらに痛みを引き起こす原因になりことがあります。

また、必要以上に痛みを確認すると、痛みに意識が向いてしまい、無意識のうちに痛みを探そうとしてしまいます。

その結果、痛みを感じることでストレスを抱え、さらに痛みに敏感になってしまうこともあります。

対策としては、「痛くない範囲で動けること」や「少しでも楽になったこと」に目を向けることが大切です。

小さな変化でも、「これだけ楽になった」「動けるようになった」と前向きに捉えることで、痛みに振り回されにくくなります。

まとめ

最後まで読んでいただきありがとうございます。

今回は、坐骨神経痛で痛みが強い時にやってはいけないこととは?について書かせていただきました。

坐骨神経痛で強い痛みが出ているとき、自分でなんとか良くしようと思い、ストレッチをすることもあるかと思います。

ストレッチをすればするほど回復すれば良いのですが、逆効果になる場合もあります。

今回の「適度なストレッチを行う」や「痛みを確認する」など、さまざまな対策をしているのにもかかわらず、一向に症状が改善されない場合は、他に原因があるかもしれません。

その際は、お早めに近隣の専門機関にご相談されることをおすすめします。

もし、大阪市東成区周辺でお困りの方がいらっしゃいましたら、当院でご相談いただけたら幸いです。

 

監修 鍼灸師 柔道整復師   原田 直樹

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