「歩くたびに足裏が痛む」
「土踏まずのあたりが痛む」
「長時間立っていたあとに、かかとが痛む」
このようなことでお困りではありませんか?
立ち仕事や外回りの仕事でよく歩く方は、常日頃から足に負担がかかっていることと思います。
そんな中で、足裏の痛みがなかなか良くならなかったり、悪化してしまうと、
「いつになれば良くなるんだろう」
「これ以上、立ち仕事ができなくなったらどうしよう」
と、不安に感じることもあるのではないでしょうか。
また、足の疲れや痛みを和らげるために、お風呂で温めたり、いろいろ試してみるものの、
「本当は温めた方がいいのか?」
「それとも冷やした方がいいのか?」
と、悩まれる方も多くいらっしゃいます。
そこで今回のブログでは、足底腱膜炎の場合、冷やすのが良いのか?温めるのが良いのか?についてご紹介します。
最後まで読んでいただけると幸いです。
目次
足底腱膜炎とは
足底腱膜には、大きく2つの役割があります。
・土踏まずを支える
・歩行やランニングの際に、地面からの衝撃を和らげる
この足底腱膜があることで、スムーズな歩行やランニングが可能になります。
しかし、立ち仕事や外回りの仕事などで足に負担がかかると、足底腱膜に炎症が生じ、痛みを引き起こすことがあります。
例えば、仕事終わりに一時的に足裏が痛くなったり、少し飛び跳ねた際に痛みを感じたりすることがあります。
この状態が続くと、朝起きて歩き始めたときに痛みを感じたり、歩くたびに痛みを感じるようになることもあります。
ただし、適切なケアを行い、炎症を早めに抑えることで足底腱膜炎の症状は軽減していきますので、ご安心ください。
足底腱膜炎の場合、冷やす方が良いのか?温める方が良いのか?
結論からお伝えすると、基本的には足やふくらはぎを温めるのが良いです。
なぜなら、足やふくらはぎの使いすぎによって血流が悪くなり、筋肉や腱などの組織が硬くなることで、足底腱膜炎の症状が発症しやすくなるからです。
この状態を放置すると、症状が慢性化してしまう可能性があります。
そのため、足やふくらはぎを温めて血流を促し、回復を図ることが大切です。
血流が良くなることで、酸素や栄養が行き渡り、足の動きがスムーズに戻ってきます。
※ただし、温めた際にうずくような痛みを感じる場合は、すぐに中止してください.
冷やす必要がある場合
長時間の立ち仕事や歩くことが多くなると、足の筋肉、腱、関節に負担がかかり、炎症を起こしやすくなります。
このような場合は、患部を冷やすことが必要です。
主な症状として、かかと部分の腫れや皮膚の赤みが見られることがあります。また、安静にしていても痛みがある場合は、できるだけ冷やすようにしてください。
冷やし方
氷を入れた袋に少量の水を加えて、直接患部を冷やします。
目安は15分程度です。
また、可能であれば、バケツに氷と水を入れて直接足を冷やしても構いません。
まとめ
最後まで読んでいただきありがとうございます。
今回は、足底腱膜炎の場合、冷やすのが良いのか?温めるのが良いのか?についてについて書かせていただきました。
タイミングに合った処置をすることで、軽度の足底腱膜炎は回復に向かっていきます。
続けていても一向にお困りごとが改善されない場合は、他に原因があるかもしれません。
その際は、お早めに近隣の専門機関にご相談されることをおすすめします。
もし、大阪市東成区周辺でお困りの方がいらっしゃいましたら、当院でご相談いただけたら幸いです。
監修 鍼灸師 柔道整復師 原田 直樹