「気温が低くなると、寒くて肩がすくむ」
「寒さを感じると背中を丸めてしまう」
「マフラーをすると肩がこるので、あまり使いたくない」
このようなことでお困りではありませんか?
毎年、寒い時期になると悩まされるのが、寒さによる肩こりです。
冷気を感じると、思わず肩をすくめてしまうという声をよく聞きます。
かといって、マフラーを巻いて防寒すると、首元が気になり、かえって肩がこってしまうともお聞きします。
できれば、マフラーなしでも寒さを感じにくい状態にすれば、肩こりが和らぐのではないかと考える方も多いを思います。
このブログでは、についてブログを書かせていただきました。
最後まで読んでいただけると幸いです。
目次
寒さを感じると肩こりが悪化する原因とは
・肩をすくめる
人は寒さを感じると、自分の身を守るために体を温めようとします。
その際、体を丸めて体温が逃げないようにし、さらに筋肉をギュッと縮めて熱を生み出そうとします。
これが肩をすくめる現象です。
肩をすくめる姿勢になると、背中が丸くなり、肩こりが悪化してしまいます。
・自律神経
体の皮膚や内臓の働きを支えているのは、自律神経です。
自律神経は、交感神経と副交感神経の2つに分かれ、それぞれ緊張とリラックスの役割を担っています。
通常、人は緊張とリラックスをシーソーのように繰り返しながら、正常な状態を保っています。
しかし、寒さを感じると、交感神経が優位に働き、血管を収縮させて体温を一定に保とうとします。
このような場合、体は緊張状態になるため筋肉が硬くなり、肩こりが悪化しやすくなります。
貼るカイロを効果的に使う適切な場所とは
ズバリ、おすすめは背中です。
理由としては、背中には太い血管や自律神経が通っているからです。
また、背中には僧帽筋という大きな筋肉があり、比較的早く体が温まりやすくなります。
さらに、太い血管や自律神経の流れを良くすることで、緊張と緩和のバランスが整い、寒さをしのぎやすくなります。
そして、カイロを背中に貼っても外から見えないのが良いですよね。
1)背中の場所
長時間、同じ場所に貼り続けると低温やけどの恐れもあるので、適度に貼る時間を調整しましょう。
*貼っている場所を少し意識すると、背中も伸びやすくなります。
まとめ
最後まで読んでいただきありがとうございます。
今回は、肩こりで冷えている場合の貼るカイロ活用法について書かせていただきました。
背中に貼るカイロを貼って、通勤中や外出先でご活用ください。
続けていても一向にお困りごとが改善されない場合は、他に原因があるかもしれません。
その際は、お早めに近隣の専門機関にご相談されることをおすすめします。
もし、大阪市東成区周辺でお困りの方がいらっしゃいましたら、当院でご相談いただけたら幸いです。
監修 鍼灸師 柔道整復師 原田 直樹